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歌詞
深草あゆみ

辛いこと、苦しいことがあっても、それを乗り越える度に、自分の中で何かが変わっていたり、少しでも成長していたり…
 そんな目には見えない、言葉で上手く言い表せない「何か」を「something」という言葉で表しました。

[ something ]

奥歯の痛みや 胃のムカツキや
君の声の耳鳴りが 私の睡眠奪ってく
砂浜の空き缶や 山積みの課題や
君のスーツ姿が 青春の色を消してく
どうして何にも言わないの?
約束ならとっくに 忘れたから

さっきまで確かに私の中にあった
something 何かが 出ていく音を聞いた
そこには空洞ができたから 何でも受け入れるよ
anything…missing
3階建てのビルディング 屋上登って
眺めた景色は 今も変わらない そう
変わった事は 私 息を切らしてる
そして 君の中の something

太陽が 花咲かせて 海光らせても
風が 木の葉や 雪散らしても
1年中 何処に居たって
TV見ていたって
君を 思い出す要素が いくらでも飛んでくる
楽しかった事が こんなに悲しい
君を 追い出す要素が 見当たらない

さっきまで確かに私の中にあった
something 何かが ほどけるのを感じた
それは 私が強く引っ張った 君の袖口に
繋がってたものだった
次 又 結ばせてくれる 誰かに
出会ったら 少し 緩く 結んでしまいそう
固くすればする程 もう君に
会えない気がして

君の声の耳鳴りが
私の睡眠奪ってく

さっきまで 確かに 私の中にあった
something 何かが 零れていった
それを掬い上げると 新しい自由だった
邁進…everything

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 (C)2009 Ayumi Fukakusa.